2015年11月18日水曜日

業務にあたって時々思い出してみる言葉


みなさん、こんにちは。
ひよこ11号です。


最近急に寒くなってきて少し風邪気味です。
みなさんも体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

今回は、業務のなかで私が心がけていることに関してお話ししようと思います。

突然ですが、「巨人の肩に乗る」という言葉をご存知でしょうか?
この言葉は様々な意味で捉えられますが、簡単に言うと
「人がすでにつくったものを上手に活かして、よりよいものをつくりだそう」
といった意味です。

対極にある言葉が「車輪の再発明」という言葉になります。
こちらは「どんなに頑張ってよいものを作ったとしても、
その前に他の人が作ったものと同じでは意味がない」という意味です。
(詳しく知りたい方は調べてみてください。なかなか面白いと思います。)

開発の現場ではこのようなことが多々、起こり得ます。
長い時間をかけて「ここの処理はどうやって実装すればいいのだろう?」と悩み、
調べながら、自分の知識を総動員して完成させた処理が、
実はすでに以前作られたものと同じもので、
「コピペすればよかった...」あるいは、「処理の呼び出しだけで済んだのに...」
といったことはよくあることです。

もちろん、自分で考えて0から作り上げるということは、
自分の力にもなります。
ただし、現場では時間がないことがほとんどなので、
無闇に時間をかけることはあまり推奨されません。

このようなことにならないためにはどうしたらよいでしょう?

まずは自分のプロジェクトの全体を見てみることです。
自分の担当する案件や機能ばかりに目を向けるのではなく、システム全体を見ることで、
自分が実装したい処理と同じようなことをしている箇所が見つかるかもしれません。

そして何よりも先輩社員に尋ねてみることが有効です。
先輩が知っていることであれば快く教えてもらえますし、
「そういう時はこうやって調べればいいよ」と調査の仕方を
教えてもらい、次回からは自分で出来るようになるかもしれません。

他の方の力を借りる、他のひとの作ったものを活用する、
といった考え方は、やもすれば「他人を利用している」と
思われがちですが、特に業務では必要不可欠なことだと感じています。

どうやったら上手に巨人の肩に乗れるか?
出来るだけ効率的に物事をこなしたいと思った時、
私はこれを心がけながら取り組むようにしています。

よろしければ是非、こんな言葉もあったなぁ、と頭の片隅に
置いておいてもらえればと思います。

以上、ひよこ11号でした。
つぎはひよこ12号さん、お願いします。