みなさんこんにちは!
ついに就活本番ですね。
焦っている方も多いかもしれませんが、私が当社のことを初めて知ったのが丁度一昨年の今頃です。
まだまだこれから運命の企業に出会うチャンスは大です☆
焦らず気の向くままに、様々な企業を見てみてください。
さて、前回の"センセイヒヨコ"からハードルの高い紹介を頂いた文系ヒヨコです。
今回は、技術や知識以外に新人SEにとって大切だと感じたことをお話しさせて頂きます。
入社してから「ググれ」という言葉をよく聞くようになりました。
ご存知の方も多いとは思いますが、これは「googleで検索しなさい」という意味です。
インターネット上では「ググれw」と表現されることも多いですが、私達は真剣にこの言葉を使います。
6月に始めて業務に就いた時は(今でもそうですが)わからない事だらけでした。
幸い親切な先輩に恵まれ、調子に乗って何でもかんでも聞いていましたが、
何度も同じことを聞く、目の前の資料に書いてあることを聞くといった事態を招くことが多々ありました。
そうしていくうちに、設計書を読んだりgoogleで調べる、ということを身につけていきました。
例えが最近の話になってしまいますが、『VB6をこのPCに入れておいて』と指示されることがありました。
その時点で私が持っている知識は「VB(6??)はプログラミング言語のひとつである」ということだけです。
最初に「VB6」と調べてみると、「VisualBasic」やら「VB.NET」やら色々出てきました。
「VisualBasic」は「VB」の正式名称、「VB6」と「VB.NET」はバージョン名という事が分かりましたが、
「.NET」という単語は単体でも出てきます。
そこから更に調べた結果、「.NET」は今回の作業にまったく関係無く、
「VB6」を使うには「VisualStudio6.0」というソフトをインストールすれば良いということが判明しました。
たかがソフト1つをインストールするだけで、知識のある人の何倍も時間がかかってしまいました。
しかし、最初から何をすれば良いのかを聞いてしまうよりも理解が深まり、プラスαの知識もつきました。
そして、わからなかった分だけわかった時の喜びは大きいです。
時間はかかりましたが、作業が終わった後に『おっ、出来たね~』とおっしゃって下さった先輩の雰囲気から、
先輩もこういう意図で指示して下さったのではないか、と勝手に前向きに解釈しています(笑)
もちろん質問することは悪いことではありませんし、時間を考え検索に見切りをつけることが大切です。
ただ、質問する前に自分で出来る限り調べたり試してみたりすることが大切なのだと感じました。
また、調べたり試したりするだけでなく「推測する」力も必要なのだと教わりました。
以前「横展開シート」なるものの記入を何度か行ったのですが、
初めて挑戦した時に与えられたのは過去の「横展開シート」の山(と言っても電子媒体なのですが)だけでした。
シートに記載されている項目名だけでは何を書けば良いのか検討がつきません。
試しに2つの前例を見てなんとなく書いていたら、
『たった2つ見ただけで書けるわけが無いでしょう』と言われてしまいました。
その先輩曰く、『SEには複数の事例から法則を推測する力も大切』なのだそうです。
ものぐさな私の言い分としては、2つ見た例のうち両方に同じことが書いてあった項目はそのまま写し、
その他は雰囲気で大体わかったつもりでいました。
しかし、例を5個、10個と見てみると、先程まで考えていた法則が崩れていきました。
最終的にそのシートには「起きてしまった障害の根本原因」
「障害が起きてしまったものと同様の構成のソースファイル(プログラムが書いてあるファイル)名」
「水平展開(同様の問題が他でも起きていないか調べること)の必要の有無」
「水平展開する際のポイント」などを記載する必要がありました。
事例を2つしか見なかった場合、両者とも水平展開が不要なものでしたらその後に何を書けば良いかを知る術がありません。
(その場合、水平展開のポイントを書く部分は欄ごと省略されるからです。)
また、根本原因の書き方は本当に難しく(ただ「何故」を書けばいいだけでは無いのです)、
書き方のポイントは複数例を見ても結局掴めないままでした。
他にも学んだことはまだまだ沢山あります。
・根拠もなく行動しない(不安ならば手間がかかっても必ず確認を取る)。
・エラーが出たらすぐに知らせる。エラー内容をメモする。
・テストを行う際、ログ(出力結果など)やエビデンス(結果を示す証拠。画面のキャプチャなど)は必ず保存し、整理する。
・SEでも日本語力(文章力)はとても大切!
(↑私の最大級の苦手分野です…何度指摘されたか数えきれません)
などなどなどなど。
中にはSEだけでなく社会人にとって基本的なことや、人間として当たり前のことまであるのですが…
入社以来、技術力は勿論、人間的な部分から出来ていないことが多いと日々気付かされます。
そんな私をとても優しく、時には本質を突いて鋭く(けれどやっぱり優しく)指導して下さる先輩方、
そして互いに励ましあい、一緒に笑いながら頑張る同期のお陰で、
日々一喜一憂しながら微々たる歩みを進めることが出来ています。
最終的にSEになってもならなくても、新人のうちは技術力や知識よりも心構えと頑張る姿勢の方が大切だと思います。
(ベテランでもそうなのかもしれませんが。)
今回のブログを読んで下さった方の中には、
「こんなことは当たり前じゃないか!」と思っている方もいらっしゃると思います。
その場合、「当たり前」だと思う心を大切にしてください。実は凄いことだと私は思います!
そして、少し心にグサッときた方は…大丈夫です!
自分が情けなくなりながらも図太くマイペースに歩いている社会人(仮)がここにいます(笑)一緒に頑張りましょう!
さて、いよいよ当社の説明会も始まります。
私もどこかで登場する予定なので、みなさんにお会い出来る日をビクビ…ドキドキしながら楽しみにしています☆
次は、ケーキ職人で旅人なヒヨコの登場です♪
最近は遅くまで頑張ってお疲れのようですが、その分得たものがきっとあるはず…!
おたのしみに!
テラテクノロジー(株)の新人SEによる、就活生向けのブログです。 新人SEの社会人は、どんな風に過ごしているの? どんなことを考えているの?という疑問に答えるため、 新人研修の様子や感想、配属後の仕事ぶりや、 学生時代との違い等について、語ります。
2011年1月21日金曜日
2011年1月7日金曜日
「土台」の大切さ
明けましておめでとうございます!
2011年初めのブログと言うことで、年始の挨拶から入らせていただきます。
皆さんは、年末年始をどうお過ごしでしたか?
私は飛行機のチケットが取れなくて故郷に帰ることができませんでした(笑)
去年は社会人になって初めての事だらけで、大変なことがたくさんありました。
自分ではSE(システムエンジニア)という仕事を理解していたつもりですが、
これまで働いてきて「SEって意外と~な仕事なんだなぁ・・・」
と自分の思ってたところとは違った部分があったので、それを紹介しようと思います。
前回のヒヨコは「保守」でしたが、私は現在「開発」の仕事を行っております。
現在の作業は、「外部設計」から参画しており、
現在「プログラミング」や「単体テスト」を行っているところです。
(それぞれの工程の説明は長くなるので割愛しますが、
当社のリクナビのページにシステム開発の各工程の説明がありますので、
よろしければごらん下さい。)
「外部設計」から「単体テスト」までを行ってきて感じたことは、
思っていた以上にプログラミングに費やす時間の割合が短いということです。
私個人の実感ではありますが、「プログラミング」をするよりも外部設計書、
内部設計書を書いてシステムの仕様を固めたり、
「単体テスト」の手順書を書くことのほうが時間を費やしていましたね。
「プログラミング」は設計書どおりにプログラムを実装すればよいので、
機能が複雑でなければ案外早く終わってしまいます。
(それでも私はまだ技術不足なので時間がかかってしまいますが・・・)
しかし、「外部設計」、「内部設計」の部分が疎かになってしまうと、
その後の工程である「プログラミング」や「単体テスト」に影響が出てしまいます。
まず、システムを作るための土台がしっかりしていなければいけないというわけです。
また、『「プログラミング」の途中で「内部設計」に変更が入った!』なんてことになると、
「内部設計」からやり直しとなってしまうわけです。
(実際に何度か設計の段階に修正が入り、プログラミングをやり直したことがあります。)
このようにシステム開発においても「土台(基礎)を固める」ことは
とても重要なことであると言えます。
もちろんプログラミング自体も基礎が固まっていなければ上達はしないと思います。
(私も今必死にがんばっています!)
また、勉強ができるようになる、スポーツがうまくなるには基礎固めが重要ですよね。
皆さんもこれまでを振り返り、自分の土台・基礎はどうなのか、
足りない部分があればこれからどのような基礎固めをすればよいかなど、
自分のために考えて実践してみると人として成長できるかもしれませんよ?
次は社外から帰ってきたっ!「ムードメーカー」なヒヨコの登場です。
社外で何を学び、何を身につけてきたのかっ!
何を話してくれるのかとても楽しみですね。
2011年初めのブログと言うことで、年始の挨拶から入らせていただきます。
皆さんは、年末年始をどうお過ごしでしたか?
私は飛行機のチケットが取れなくて故郷に帰ることができませんでした(笑)
去年は社会人になって初めての事だらけで、大変なことがたくさんありました。
自分ではSE(システムエンジニア)という仕事を理解していたつもりですが、
これまで働いてきて「SEって意外と~な仕事なんだなぁ・・・」
と自分の思ってたところとは違った部分があったので、それを紹介しようと思います。
前回のヒヨコは「保守」でしたが、私は現在「開発」の仕事を行っております。
現在の作業は、「外部設計」から参画しており、
現在「プログラミング」や「単体テスト」を行っているところです。
(それぞれの工程の説明は長くなるので割愛しますが、
当社のリクナビのページにシステム開発の各工程の説明がありますので、
よろしければごらん下さい。)
「外部設計」から「単体テスト」までを行ってきて感じたことは、
思っていた以上にプログラミングに費やす時間の割合が短いということです。
私個人の実感ではありますが、「プログラミング」をするよりも外部設計書、
内部設計書を書いてシステムの仕様を固めたり、
「単体テスト」の手順書を書くことのほうが時間を費やしていましたね。
「プログラミング」は設計書どおりにプログラムを実装すればよいので、
機能が複雑でなければ案外早く終わってしまいます。
(それでも私はまだ技術不足なので時間がかかってしまいますが・・・)
しかし、「外部設計」、「内部設計」の部分が疎かになってしまうと、
その後の工程である「プログラミング」や「単体テスト」に影響が出てしまいます。
まず、システムを作るための土台がしっかりしていなければいけないというわけです。
また、『「プログラミング」の途中で「内部設計」に変更が入った!』なんてことになると、
「内部設計」からやり直しとなってしまうわけです。
(実際に何度か設計の段階に修正が入り、プログラミングをやり直したことがあります。)
このようにシステム開発においても「土台(基礎)を固める」ことは
とても重要なことであると言えます。
もちろんプログラミング自体も基礎が固まっていなければ上達はしないと思います。
(私も今必死にがんばっています!)
また、勉強ができるようになる、スポーツがうまくなるには基礎固めが重要ですよね。
皆さんもこれまでを振り返り、自分の土台・基礎はどうなのか、
足りない部分があればこれからどのような基礎固めをすればよいかなど、
自分のために考えて実践してみると人として成長できるかもしれませんよ?
次は社外から帰ってきたっ!「ムードメーカー」なヒヨコの登場です。
社外で何を学び、何を身につけてきたのかっ!
何を話してくれるのかとても楽しみですね。
登録:
投稿 (Atom)