2017年8月25日金曜日

システム更改とは

みなさんこんにちは。
茨城県産のひよこです。
読み方は「いばらき」です。決して「いばらぎ」ではありません!

さて、前回のブログには保守・運用(詳しくはぜひ前の投稿を見てください)について
書かれていましたので、、
今回は私が携わっているプロジェクトの「システム更改」についてお話したいと思います。

システム更改を簡単に言うと、システムを新しくすることです。
今まで使ってきたシステムを、法律の改正や使用者の要望に合わせて新しくしたり、
システムで使っている機械が古くなってしまった場合に、新しいものに移行させたりします。
携わっているプロジェクトでは、このどちらも目的としています。

その中で私が今行っている業務は、現在運用されているシステムの、
ソフトウェア(ここではシステムの部品と思ってください)を新しくした状態で、
正しく動いているかどうかのテストを行っています。
画面の表示が正しいか、ボタンを押した際の動きは合っているかなど、
過去のテスト結果と比べつつ、細かいところを見ていきます。

ここで、私が出会った不具合の1つを紹介します。
システムの画面で、一定数以上のチェックボックス(※1)を選択し、
画面上のボタンを押して、次の画面に移動しようとすると、
画面が真っ白になってしまうことがありました。
これは、使っているソフトウェアがアップデートされたことが原因でした。

具体的に言うと、今までチェックボックスを無制限に選択できていたけれど、
ソフトウェアが新しくなり、チェックボックスの選択数に制限ができてしまった、
ということです。
この制限は、ある設定をすると解消することができたので、問題は解決しました。

このように、システムをそのまま新しいものに持ってきてしまうと、想定外の
不具合が出ることがあります。
だからこそ、長く使われているシステムは、「システム更改」をすることで、
新しい機械やソフトウェア上でも使えるようになります。

SEの仕事はシステムを作る!という漠然としたイメージがあると思いますが、
細かく分けるとたくさんの種類に分類されます。
みなさんも当社のSEとして、様々な仕事をしてみませんか?

以上、茨城県産のひよこでした。


※1)チェックボックス:アンケートなどでよく見る、
              項目を複数選択ができるボタンのこと

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